ドイツ野党と「極右」協力に抗議 ベルリン、16万人以上がデモ
【ベルリン共同】3週間後に総選挙を控えるドイツの首都ベルリンで2日、政権復帰を目指す最大野党の保守、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が「極右」と称される右派、ドイツのための選択肢(AfD)と協力し、移民規制の法改正案可決を狙った「タブー破り」に対する抗議デモがあった。16万人以上が集まり「歴史を繰り返すな」と訴えた。
ドイツでは戦後、ナチス・ドイツの過去から極右勢力との協力がタブーとされてきた。
直近の支持率ではCDU・CSUが約30%で首位を走り、移民排斥を掲げるAfDは約20%で2位。CDUのメルツ党首は次期首相の最有力候補とされるが、デモ参加者らは「恥を知れ」「ファシストの協力者はいらない」などのプラカードを掲げ、反発を示した。
CDU・CSUは1月29日、移民政策の厳格化を求める決議をAfDの支持を得て連邦議会(下院)で可決させ、移民規制の法改正案の可決も目指したが、31日否決された。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「国際」記事一覧-
コンゴ「血まみれの提携」終了を アーセナルなどに要求
共同通信 -
ロシア、負傷兵を前線に再投入か 松葉づえ使用も、英国防省が分析
共同通信 -
イスラエル軍、西岸で50人殺害 ネタニヤフ首相、米に到着
共同通信 -
中国の運河影響に懸念伝達 米長官、パナマ大統領会談
共同通信 -
英独、防衛生産拡大で一致 対ロシア連携
共同通信 -
シリア暫定大統領、初外遊 サウジ皇太子と復興協議
共同通信 -
11日にトランプ氏と会談 ヨルダン国王
共同通信 -
30万人の保護資格取り消し ベネズエラ移民に米政権
共同通信 -
米旅客機出火、乗客避難 負傷者なし、ヒューストン
共同通信 -
カナダからの輸入品「必要ない」 関税巡りトランプ大統領
共同通信