ルビオ国務長官の人事承認 米上院、第2次トランプ政権で初

共同通信 2025年1月21日 10:20
 マルコ・ルビオ氏(ロイター=共同)
 マルコ・ルビオ氏(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米上院本会議は20日、トランプ大統領が国務長官に指名したマルコ・ルビオ上院議員(53)の人事を全会一致で承認した。第2次トランプ政権で閣僚人事が承認されたのは初めて。日米豪印4カ国が21日にワシントンで開く協力枠組み「クアッド」の外相会合に臨む。

 ルビオ氏は対中強硬派として知られる。承認に先立つ15日の上院外交委員会の公聴会で、中国共産党について、米国が直面してきた「最も強力で危険な敵だ」と強調。2030年までに「劇的な変化がない限り、台湾侵攻が起きて対応を迫られる」と語った。

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