精華大生刺殺、情報提供呼びかけ 事件18年で遺族ら、京都

共同通信 2025年1月15日 18:53

 京都市左京区で2007年1月、京都精華大マンガ学部1年千葉大作さん=当時(20)=が大学近くの路上で刺殺された事件は15日、未解決のまま18年となった。京都府警の警察官と遺族らが市内の繁華街で、容疑者の特徴を書いたチラシ紙入りのポケットティッシュを配り、情報提供を呼びかけた。

 手がかじかむ寒さの中、事件現場で法要も営まれ、遺族らが手を合わせた。千葉さんの母淳子さん(65)は取材に、千葉さんの弟と苦しんでいるとし「犯人の犯した罪は、後に残ったものにとっても、ずっと続いていることを犯人は知らなければならない」と訴えた。

 千葉さんは07年1月15日夜、男に胸などを刺され死亡した。

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