愛知の引退定期船、公売に 最低価格140万円
愛知県西尾市がインターネット公売で、一色港(西尾市)と三河湾に浮かぶ佐久島をつないでいた19トンの旅客船「はまかぜ」を最低入札価格140万円で出品する。市によると、自治体の定期船だった船が出品されるのは非常に珍しいという。
はまかぜは2001年4月1日に定期船として就航し、旅客定員は113人。アート作品を活用した島おこしに取り組んでいた佐久島へ、多くの観光客を運んできた。老朽化により24年11月4日に引退したが、エンジンなどは問題なく動く状態という。
公売は「KSI官公庁オークション」で実施。参加申し込みは2月4日午後2時まで、入札期間は2月18日午後1時~25日午後1時。
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