ペンギン100羽、子育て中 第66次南極観測隊、活動本格化
【昭和基地=南極観測隊同行記者】昨年末に南極・昭和基地に入った第66次南極地域観測隊(原田尚美隊長)は、基地周辺での活動を本格化させている。ペンギンの生態研究チームに同行し、基地南方の露岩帯スカルブスネス「鳥の巣湾」にあるアデリーペンギンの営巣地へ向かった。
営巣地では、ペンギンが100羽近くいた。首を伸ばしたり縮めたりしながら、あちこちで鳴き合っている。「鳴き交わしといって、パートナーや巣を確認する行為です」と高橋晃周さん(国立極地研究所、京都市出身)。子育て中のつがいは、片方がひなを温めている間にもう片方が海へ好物のオキアミを捕りに行き、戻ってひなに与えるのだという。
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