輪島伝統の御陣乗太鼓、打ち初め 2年ぶり

共同通信 2025年1月2日 17:34
 石川県輪島市名舟町で行われた、伝統芸能「御陣乗太鼓」の打ち初め式=2日午前
 石川県輪島市名舟町で行われた、伝統芸能「御陣乗太鼓」の打ち初め式=2日午前

 能登半島地震で被災した石川県輪島市名舟町で2日、伝統芸能「御陣乗太鼓」の打ち初め式があった。昨年は地震の影響で開かれず、2年ぶり。バチを大きく振り上げ、激しく太鼓をたたく様子に、集まった住民らが見入っていた。

 保存会によると、例年は集落の神社で打ち初めをしていたが、地震で本殿が全壊したため昨年は中止。今年会場とした集会所も壁がはがれるなどしているが、ここで保管していた太鼓は全て無事だった。

 この日は、地震で地元を離れ一時帰省している人も含め、1歳~60代の約20人が参加してバチを握った。親に連れられた幼児が緊張した様子で太鼓をたたくと、温かい笑顔が広がった。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧