チャイナエアラインが熊本-高雄線再開へ 2025年2月 月、水、土曜の週3往復
台湾の航空大手チャイナエアライン(中華航空、桃園市)は29日、新型コロナウイルス禍をきっかけに2020年2月から運休している熊本-高雄線の定期便を、25年2月3日に再開すると発表した。運休前と同じ週3往復運航する。
運航は月、水、土曜で、いずれも熊本着は午前10時40分、熊本発は午前11時55分。定員180席(ビジネス12、エコノミー168)の機体を使う予定だ。
チャイナエアは今月5日、九州で2カ所目となる支店を熊本市に開設しており、既に高雄線の航空券の予約や販売を始めている。郭紹賢支店長は「台北線とともに熊本から台湾、そして世界へのアクセスがさらに便利になる」とした。
熊本県は友好都市である高雄市とつなぐ定期便の再開をチャイナエアに要望してきた。木村敬知事は「(熊本空港を運営する)熊本国際空港と連携しながら、熊本からのアウトバウンドの需要創出など、台湾との交流がさらに深まるよう取り組んでいく」とコメントした。
高雄線の再開により熊本空港の国際定期路線は、韓国、台湾、香港と結ぶ5路線、週43往復に増える。(立石真一)
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