大阪、ATMで携帯使用禁止検討 高齢者詐欺被害防止へ条例改正案
大阪府は27日、相次ぐ特殊詐欺被害の防止に向け、高齢者を対象にATM前での携帯電話の使用禁止を検討していると明らかにした。吉村洋文知事は大阪市内で記者団に「生活を守るため、踏み込んだ対策が必要」と強調し、条例改正案を来年2月の府議会に提出したいとした。
府内の特殊詐欺被害者の85%は65歳以上の高齢者で、犯人側が電話で指示してATMを操作させるケースが多く、被害防止につなげるのが狙い。改正されれば全国初という。
昨年の府内での特殊詐欺被害件数は、統計史上最多の2656件で、被害総額は約36億6千万円に上った。吉村氏は「(大阪では)1日当たり約1千万円の被害が生じている」とした。
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