ゾコーバ、改めて承認取得 塩野義、患者同意書不要に
塩野義製薬は5日、新型コロナウイルス感染症治療薬「ゾコーバ」が厚生労働省の通常承認を得たと発表した。ゾコーバは医薬品の迅速使用を目的とする「緊急承認」を2022年11月に取得しており、有効性が確認された上で改めて通常承認を得た形となる。この承認に伴い、ゾコーバを処方される患者はこれまで必要だった同意書の提出が不要になる。
ゾコーバは12歳以上が対象で、重症化リスクの有無にかかわらず使用できる特長がある。今年2月までに推定で約101万人が使用した。厚労省の専門部会は4日、塩野義によるゾコーバの製造販売に関する通常承認の申請を了承していた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「医療」記事一覧-
iPSで「心臓周皮細胞」 新たな心不全治療の開発も
共同通信 -
「今の保険証残して」抗議 マイナ巡り医療関係者ら
共同通信 -
血液がん遺伝子検査が実用化 網羅的に解析、診断に有用
共同通信 -
介護費用、11兆5139億円に 高齢化で最多更新、23年度
共同通信 -
緊急避妊薬、試験販売284薬局 さらに増加見通し、処方箋なし
共同通信 -
無床診療所の使用、審議差し戻し 中絶薬、医会の慎重論で
共同通信 -
移植見送り調査結果公表 厚労省、有識者で対応検討
共同通信 -
アルツハイマー病、米の新薬承認 イーライリリーの「ドナネマブ」
共同通信 -
精神科の訪問看護、見直しへ 過剰請求受け、厚労省が実態調査
共同通信 -
23年の臓器移植見送り509人 医療機関態勢整わず、厚労省調査
共同通信