妊婦拒否巡り適切対応要請 提供精子利用、国が文書

共同通信 2023年12月20日 18:56

 同性パートナーがいる女性やシングルでの子育てを希望する未婚女性が、第三者の提供精子を用いて妊娠した後、産科で妊婦健診や出産の受け入れを拒否される事例があるとの指摘を受け、こども家庭庁と厚生労働省は20日までに、日本産科婦人科学会など関係団体宛てに、適切な対応を医療現場に求める事務連絡文書を出した。

 文書は「妊娠の成立過程自体は分娩や妊婦健診などの受け入れを拒否される根拠とならず、医師が診察や治療の求めを拒む正当な事由とはならない」と明記。第三者から提供された精子を利用しての妊娠であっても、妊婦が安心・安全に出産できるよう適切な対応を要請した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「医療」記事一覧