中国の感染症専門家、呉氏が死去 「ゼロコロナ」政策を推進
呉 尊友氏(ご・そんゆう=中国疾病予防コントロールセンターの感染症首席専門家)同センターによると、27日に北京で病気のため死去、60歳。中国メディアによると死因はすい臓がんとみられる。
63年、中国安徽省生まれ。米UCLAで感染症や公衆衛生を学び、博士号を取得。帰国後、HIVや中国でも流行したSARSの対策に従事。新型コロナウイルスのまん延当初から同センターで対応に当たり、徹底的に感染拡大を抑え込む「ゼロコロナ」政策を推進した。
今年1月に中国の人口の約80%が既に感染したとの分析を短文投稿サイトの微博に投稿。人口14億人のうち11億2千万人が感染した可能性を示した。(北京共同)
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