救急搬送時に受診歴照会 マイナ保険証、3消防で実証事業

共同通信 2024年5月17日 09:54
 マイナンバーカードの見本
 マイナンバーカードの見本

 総務省消防庁は17日、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」を活用して救急搬送時に受診歴などを照会する実証事業を、神奈川県平塚市、兵庫県姫路市、宮崎県都城市の3消防で23日から始めると発表した。傷病者のかかりつけ医や服薬歴などを迅速に把握し、円滑な救命活動につなげる狙い。

 実証事業では、救急隊員がマイナ保険証をカードリーダーで読み取り、医療情報システムにアクセス。必要な情報を入手して、搬送先の適切な選定や時間短縮を目指す。

 6月11日からは仙台市、前橋市などの5消防でも開始し、9月にかけて計35都道府県の67消防で実施する予定。25年度中に本格運用を開始したい考えだ。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「医療」記事一覧