人工呼吸器、アラームなしで停止 自主回収、健康被害なし

共同通信 2024年5月16日 17:38

 医療機器大手フィリップス・ジャパン(東京)は16日までに、医療機関で使用されている人工呼吸器「V60ベンチレータ」がアラームなしで停止する恐れがあるとして自主回収を始めた。2010年11月~21年10月に出荷した6506台が対象。電力供給の電気回路に影響を与える可能性のある問題が確認されたという。

 厚生労働省は「(今回の不具合が原因の)健康被害の報告はない」としている。

 同社は、人工呼吸器が停止しても、患者の状態を調べる別の装置のアラームが鳴るため対応は可能だとして、重い健康被害につながる恐れはないと説明している。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「医療」記事一覧