人体実験「虹波」投与で9人死亡 熊本・菊池恵楓園が資料を初開示 戦時中に陸軍が機密研究
戦時中、国立ハンセン病療養所・菊池恵楓園(合志市)の入所者に対し、陸軍が「虹波[こうは]」と名付けた薬剤を投与する人体実験を行い、9人が死亡したことを示す文書群を、同園が初めて開示した。同園での人体実験で死者が出ていたことは知られているが...
残り 1423字(全文 1543字)
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツTHEMES
ハンセン病-
偏見、差別のない社会を 山鹿市で「ハンセン病療養所の将来と未来につなぐ講演会」
熊本日日新聞 -
【学びの軌跡 ハンセン病と菊鹿中】㊦ 語り部の高齢化 〝原点〟の思いに触れる
熊本日日新聞 -
【学びの軌跡 ハンセン病と菊鹿中】㊥ 心に響いた講話 自分の差別の種に気付く
熊本日日新聞 -
【学びの軌跡 ハンセン病と菊鹿中】㊤ 衝撃受けた差別の現実 「自分にできることを」創作劇へ
熊本日日新聞 -
ハンセン病問題の基礎学ぶ 合志市・恵楓園で公開講座スタート 25年5月「市民学会」前に
熊本日日新聞 -
菊池事件再審請求審 有罪証拠の審理「12月5日に方針」 熊本地裁
熊本日日新聞 -
ハンセン病学ぶ連続講座、9日スタート 菊池恵楓園 ハンセン病市民学会前に企画
熊本日日新聞 -
入所者の絵画や写真など500点展示 菊池恵楓園で文化祭 3日まで
熊本日日新聞 -
ハンセン病 劇に込めた思い 創作に長年取り組む山鹿市・菊鹿中 初上演の卒業生らに聞き取り
熊本日日新聞 -
家族補償金の相談、4~9月は1件 熊本県ハンセン病問題相談・支援センター
熊本日日新聞
STORY
連載・企画-
移動の足を考える
熊本都市圏の住民の間には、慢性化している交通渋滞への不満が強くあります。台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出などでこの状況に拍車が掛かるとみられる中、「渋滞都市」から抜け出す取り組みが急務。その切り札とみられるのが公共交通機関の活性化です。連載企画「移動の足を考える」では、それぞれの交通機関の現状を紹介し、あるべき姿を模索します。
-
学んで得する!お金の話「まね得」
お金に関する知識が生活防衛やより良い生活につながる時代。税金や年金、投資に新NISA、相続や保険などお金に関わる正しい知識を、しっかりした家計管理で安心して生活したい記者と一緒に、楽しく学んでいきましょう。
※次回は「家計管理」。11月25日(月)に更新予定です。