牛乳パックの「レア数字」児童にプチブーム 数字の意味は? 熊本・らくのうマザーズに聞くと…

熊本日日新聞 | 2022年11月10日 07:00

 熊本県菊陽町の小学1年の男子児童の周りで、給食で出される牛乳パックの端に書かれた「レア数字」を探す遊びがプチブームだという。男子児童は父親を通じて熊日の「SNSこちら編集局」(S編)に、「この数字の意味が知りたい」との声を寄せた。

菊陽町の小学1年の男子児童が給食時に友だちと見比べている1、2、3などの数字(写真右上)

 男子児童が飲んでいるのは「らくのうマザーズ」の愛称で知られる県酪農業協同組合連合会(熊本市東区)製造の「らくのう牛乳」200ミリリットル。数字は商品名や保存方法などが書かれている側面に、2ミリほどの小さな文字で印字されている。

 男子児童のクラスでは、1~3の数字が入った牛乳パックを目にする機会が少ないため「レア数字」に認定されているという。

 らくのうマザーズによると、この数字はパックを造る製紙工場で付けられるものだという。ロール状に巻いた原紙の1ブロックに12パック分のパッケージを印刷するが、不備があった場合に印刷機械のどの位置で発生したのかを管理するために、1~12までの数字を割り振っているそうだ。

 パックは300個を1セットにして梱包[こんぽう]されるが、機械の構造上、1~3や4~6など三つの数字ごとのまとまりになりやすく、らくのうマザーズの工場に運ばれた後も、数字がある程度まとまって製造ラインを進むと考えられる。

 らくのうマザーズは、県内の小中学校約180校に一日約5万本の牛乳パックを届けており、「レア数字の原因ははっきり分からないが、学校給食は配送時間などが決まっていることなどが影響しているのかもしれない」と推測。営業課の渡邊千佳さん(30)は「レア数字のことは知らなかったが、牛乳を楽しく飲んでくれている様子が伝わってきてうれしい」と笑顔だった。(岡本遼)

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