鳥居を5年半ぶり再建 益城町・木山神宮

熊本日日新聞 | 2021年10月18日 06:14

再建された鳥居のおはらいをする木山神宮の禰宜の矢田幸貴さん(中央)=益城町

 熊本地震で倒壊した益城町の木山神宮の鳥居が17日、5年半ぶりに再建され、地元住民らがくぐり初めをして完成を祝った。

 新しい石造りの鳥居は、高さ約5・6メートル、幅約6・3メートル。基礎部分は耐震構造にした。町が神宮前の道路の拡幅工事を進めているため、地震前よりも約15メートル内側に移した。「木山神宮」と記した扁額[へんがく]は倒壊時に被害を免れたため、「地震の教訓を後世に伝えたい」との願いを込め、金箔[きんぱく]を塗り直して再使用した。

 式典には、氏子や住民ら約30人が出席。神事の後、鳥居を奉納した竹永秀幸さん(84)、教子さん(79)夫妻=嘉島町=が除幕した。竹永夫妻は「少しでも再建や復興の役に立てたらうれしい」と笑顔だった。

 再建中の神殿は12月完成予定で、来春には拝殿の再建に着手する。禰宜[ねぎ]の矢田幸貴さん(40)は「新たな神殿と鳥居で新年を迎えられる。多くの人たちの支援に感謝したい」と話した。(立石真一)

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