電気バスで巡る熊本地震の震災遺構 南阿蘇村、モニターツアーの参加者募集

熊本日日新聞 | 2021年10月17日 18:48

震災遺構の旧東海大阿蘇キャンパスなどを巡るモニターツアーで導入された電気バス=南阿蘇村

 熊本県南阿蘇村は16日、電気バスで熊本地震の震災遺構を周遊するモニターツアーを始めた。12月12日までの土日祝日に、午前と午後の各1便運行。無料で、参加者を募集している。

 村が九州電力熊本支店と結んだ包括連携協定に基づく、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」実現に向けた取り組みの一環。同社がディーゼルバスを改造した電気バス1台と、急速充電器2基を提供した。

 旧立野小グラウンドを発着点として、国道57号沿いの大規模崩落斜面や震災遺構となった旧東海大阿蘇キャンパス、新阿蘇大橋などを巡る約3時間のコース。ガイドによる震災前後の話を聞くことができる。ツアーに合わせ、旧長陽西部小は「震災伝承館『轍[わだち]』」としてリニューアルした。

 村政策企画課は「南阿蘇鉄道が全線復旧する2023年をめどに、春から秋の行楽シーズンに合わせたツアーとして商品化を目指したい」としている。

 定員は各回24人で、予約は先着順。申し込みは、みなみあそ観光局のホームページか電話=TEL0967(67)2222で。(上杉勇太)

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