4車線化、西側区間を先行開通へ 熊本県、益城町の県道で

熊本日日新聞 | 2021年04月17日 14:00

 熊本県は16日、熊本地震で甚大な被害を受けた益城町の復興事業として進めている県道熊本高森線の4車線化(約3・8キロ)について、2023年度末までに西側(熊本市側)の1・6キロ区間を先行開通させる目標を示した。県土木部が同日の復旧・復興本部会議で報告した。

 県都市計画課によると、先行するのは熊本市東区桜木から益城町惣領の交差点までの区間。車の交通量が残り区間より多いため、優先的に工事を進めることとした。

 4車線化事業は25年度末の完了を目指しており、これまで一部区間で歩道整備に着手。県は今年3月末時点で、地権者の85%に当たる237人と用地買収契約を締結した。

 また、町中心部で進める復興土地区画整理事業は、今も仮設住宅に入居する53世帯の区画を優先し、22年度末までに自宅再建できるよう工事を進める。

 区画整理事業の全体の完了目標は27年度末。3月末時点で、地権者の85%に当たる270人が仮換地案に同意した。都市計画課は4車線化と合わせ、「丁寧に説明して住民の理解を求めていく」としている。

 一方、県農林水産政策課によると、熊本地震で被災した市町村発注分の農地や農業用施設の復旧工事は、残る約580件が来年3月までに完了する見通し。市町村別では、山都町が最多の約550件。(高宗亮輔)

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