ハマス、人質6人解放 新たな返還遺体、本人と確認

共同通信 2025年2月22日 22:54
 22日、ガザ最南部ラファで、ハマスから解放された男性(左から2人目)(ロイター=共同)
 22日、ガザ最南部ラファで、ハマスから解放された男性(左から2人目)(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラム組織ハマスは22日、パレスチナ自治区ガザの停戦合意に基づき、拘束する人質6人を解放した。イスラエル軍が発表した。遺体返還では「別人」を送ってきたとイスラエル側が非難していたが、新たに引き渡された遺体が本人と確認された。人質解放は進んでいるものの、停戦交渉の行方は予断を許さない状況が続く。

 中東メディアによると、イスラエルは600人規模のパレスチナ人を釈放する見通し。

 ハマスは21日、イスラエルに返還した人質女性シリ・ビバスさんの遺体が別人だと指摘されたことを受け、改めてビバスさんの遺体を国際赤十字に引き渡したと明らかにした。共同通信の取材に「合意順守への真剣さを示した」と語った。イスラエル側もビバスさん本人と確認したという。

 ビバスさんを巡っては当初、別人の遺体だったとしてイスラエルのネタニヤフ首相がハマスに報いを受けさせると警告。ハマスは別の遺体と間違った可能性があると釈明していた。

 ハマスは第1段階の停戦中にイスラエル人の人質33人を段階的にイスラエル側へ戻す。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧