ロシア、戦争目的を追求 24日でウクライナ侵攻開始3年

【モスクワ共同】ロシアのウクライナ侵攻開始から24日で3年がたつ。プーチン大統領は優勢な戦況を背景に、ウクライナに北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念させる「中立化」など戦争目的を追求する。トランプ米大統領は欧州やウクライナと事前調整せず、ロシアとの和平交渉開始に踏み切った。ロシア寄りの発言を繰り返しており、プーチン氏は有利な条件での終戦を探る構え。ただロシア側の要求は過大とも言え、交渉は難航必至だ。
トランプ氏はウクライナのゼレンスキー大統領への批判を強め、21日放送のラジオ番組で、ゼレンスキー氏が交渉を「難しくしている」と述べた。希少な鉱物資源の供与を重ねて要求し、プーチン氏が望めばウクライナの「全土を占領できるだろう」とも語った。
ロシア軍参謀本部の発表によると、軍は昨年1年間にウクライナ領内で前進を続け、190以上の集落などを制圧。占領面積は東部ドネツク州、南部ザポロジエ州、ヘルソン州で75%、東部ルガンスク州で99%に達したと主張している。
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