能登の漁業や伝統産業、再興支援 COMPLEX寄付を活用
能登半島地震被災地の支援団体を後押しする石川県の「能登官民連携復興センター」は20日、漁業や伝統産業などの再興に向けた取り組みを財政支援する「能登復興支援事業」の公募を始めた。歌手吉川晃司さんとギタリスト布袋寅泰さんのユニット「COMPLEX」から石川県へ寄付された12億8千万円を財源に充てる。
センターによると、特色ある能登の1次産業復興、地場産業の活性化、子どもたちの交流拠点整備など、県内外の民間団体による活動を支援する。事業は最長3年間で、最大1億円を助成する。
有識者ら外部専門家による審査を経て支援対象を決め、今年夏ごろの事業開始を見込む。