柏崎刈羽「再稼働の根拠ある」 IAEAトップが初視察

国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は18日、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)を初めて訪れ、緊急時車両置き場などの安全対策を確認した。視察後に取材に応じ「今の段階で再稼働できるという根拠があると確信した」と述べた。政府や東電は柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働を目指している。
グロッシ氏は、稲垣武之所長と車両置き場を歩きながら、消防車や電源車、大規模送水車などについて説明を受けた。バスの中からは防潮堤や貯水池を確認した。
同原発ではIDカードの不正利用や侵入検知設備の故障などが相次いで発覚した。グロッシ氏は「安全対策は終わりのない取り組みだ」と強調した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
島根原発監視機器に不具合 2号機、安全性に影響なし
共同通信 -
分析中の燃料デブリを初公開 原子力機構研究施設
共同通信 -
定検の大飯4号機の原子炉起動 関電、3月営業運転再開へ
共同通信 -
新型量子計算機チップを開発 米MS、数年以内に実用化も
共同通信 -
中国、福島県沖の水産物を初採取 IAEAの処理水追加監視で
共同通信 -
住民帰還へ特定区域計画 福島・南相馬市、5例目
共同通信 -
「一貫した取り組み必要」 除染土処分でグロッシ氏
共同通信 -
IAEA、処理水を追加監視 中国が初採取へ、輸入再開に向け
共同通信 -
処理水モニタリングで連携確認 外相とIAEAトップが会談
共同通信 -
細菌に強い豚の判別法を開発 岐阜県畜産研、安定生産を目指す
共同通信