持続的平和追求と米副大統領 ゼレンスキー氏と会談

共同通信 2025年2月15日 07:46
 14日、ドイツ・ミュンヘンで会談するバンス米副大統領(右から2人目)とウクライナのゼレンスキー大統領(左から2人目)(AP=共同)
 14日、ドイツ・ミュンヘンで会談するバンス米副大統領(右から2人目)とウクライナのゼレンスキー大統領(左から2人目)(AP=共同)

 【ミュンヘン共同】バンス米副大統領とウクライナのゼレンスキー大統領は14日、ドイツ南部ミュンヘンで会談し、ロシアとウクライナの戦争終結に向けて米ロが進める和平交渉を協議した。バンス氏は記者団に「持続的な平和を追求する」と強調。ゼレンスキー氏は「ロシアのプーチン大統領を止め、戦争を終わらせる計画が必要だ」と述べ、ウクライナの意向反映を求めた。

 トランプ米大統領はプーチン氏に対する親近感を隠さず、ウクライナや欧州は交渉がロシアに有利な形で進みかねないと警戒している。北大西洋条約機構(NATO)加盟国を含め、関係各国が受け入れ可能な合意にこぎ着けられるかどうかが焦点となる。

 ゼレンスキー氏は会談前「(米欧との)共通の計画を持った後、プーチン氏と会談して戦争を終わらせる。この場合に限り、プーチン氏と会う用意がある」と述べた。

 会談には米側からルビオ国務長官、ウクライナ・ロシア担当特使ケロッグ氏が同席。バンス氏は「戦争を終わらせ、人が死ぬのを止めたい」とした。

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