北九州市「すしの都課」4月新設 「美食の街」の存在感高める

共同通信 2025年2月13日 14:55
 北九州市小倉北区のすし店=13日午後
 北九州市小倉北区のすし店=13日午後

 北九州市は、インバウンド(訪日客)に人気の高いすしを中心に、美食の街としての存在感を高める「すしの都課」を4月1日付で新設する。玄界灘や周防灘に囲まれ、水産資源が豊かな同市は、回転すしから高級すしまで、約200店舗が軒を連ねる。武内和久市長は13日の会見で「北九州のすしはもっと知られていいし、グローバルに通用する」と強調した。

 市は、組織改正に関する議案を2月定例議会に提出。同課では、宿泊とすしディナーを組み合わせた旅行商品の考案や、小倉城などの観光施設でのにぎりずし体験会といった観光コンテンツ開発を進める。

 海外の富裕層など新たな観光客を取り込むことを目指す。課名は、市が海産物に恵まれた同市のPRで使ってきたフレーズ「すしの都 北九州」が由来という。専任を含む3人で構成する予定。

 地元グルメに関わる自治体部署の新設を巡っては、福島県喜多方市が2024年4月に「喜多方ラーメン課」と「そば課」を設置。長崎県新上五島町も同10月に「五島うどん課」を設けるなど各地で取り組みが相次いでいる。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧