はだか祭、8千人もみ合い 2年連続で神事に女性参加
![「国府宮はだか祭」で激しくもみ合う「裸男」たち=10日午後、愛知県稲沢市](/sites/default/files/images/newspack/2025-02PN2025021001001464.-.-.CI0003.jpg)
ふんどし姿の男たちが激しくぶつかり合う奇祭「国府宮はだか祭」が10日、愛知県稲沢市の国府宮神社で開かれた。1200年以上前から続く伝統行事で、くじで選ばれた「神男」に触ると厄が落ちるとされ、約8千人の「裸男」が神男を目指して激しくもみ合った。もみ合いに先立つ神事では2年連続で女性が参加し、存在感を見せた。
願い事が書かれた布で包んだササを、担いで境内に駆け込む神事「儺追笹奉納」が午前に始まり、男性にまじり女性団体も参加。紫や桃色などの法被に身を包み「わっしょい」と声を上げて次々とササを奉納した。