ゼレンスキー氏と会談へ トランプ大統領、来週にも

共同通信 2025年2月8日 06:46
 トランプ氏(右)とウクライナのゼレンスキー大統領=2024年9月(ロイター=共同)
 トランプ氏(右)とウクライナのゼレンスキー大統領=2024年9月(ロイター=共同)

 【ワシントン、キーウ共同】トランプ米大統領は7日、ロシアの侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領と来週にも対面会談する見通しだと明らかにした。ロシアのプーチン大統領とも話すことになるとした。戦闘の早期終結を目指す方針を強調し「もう終わりが見たい」と述べた。ホワイトハウスで石破茂首相との会談冒頭、記者団に語った。

 トランプ氏は、ゼレンスキー氏との会談場所はワシントンになる可能性があるとし「ウクライナの地下にあるレアアース(希土類)の安全な確保」を話し合うとした。ウクライナ支援への見返りとして希少な鉱物資源の供与を求める考えだ。

 ゼレンスキー氏はロイター通信とのインタビューで「取引をしよう」とし、鉱物資源を巡る交渉に前向きな姿勢を示した。ウクライナが資源を「手放す」のではなく、共同開発を求めると語った。

 ゼレンスキー政権は、ウクライナ抜きに米ロ間で和平協議が進むことを警戒している。ゼレンスキー氏は自身がプーチン氏よりも先にトランプ氏と会談することが重要だとの考えを示した。

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