バイデン氏は機密アクセス不可に トランプ米大統領が資格取り消し

共同通信 2025年2月8日 11:14
 バイデン前大統領、トランプ米大統領(いずれもゲッティ=共同)
 バイデン前大統領、トランプ米大統領(いずれもゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は7日、バイデン前大統領が機密情報にアクセスする資格を取り消すと自身の交流サイト(SNS)で明らかにした。機密情報の取り扱いを政府が身辺調査で認めた人に限る「セキュリティー・クリアランス(適性評価)」制度の対象外となり、今後は情報機関から説明を受けられなくなる。

 トランプ氏は、バイデン氏が私邸への機密文書持ち出し事件を捜査した特別検察官から記憶力に問題があると指摘されたことを挙げ、機密情報を扱うことが信用できないとして「おまえはクビだ」と投稿した。

 米メディアによると、情報機関は歴代大統領には退任後も求めに応じて機密情報を含む説明をすることがある。国際情勢などで現職大統領に適切な助言を与えられるようにする狙いがあるという。

 トランプ氏は2020年の大統領選で敗北し、1期目を退任した21年に、バイデン氏から機密情報にアクセスする資格を取り消され、安全保障に関する情報を得られなくなったと主張している。

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