群馬の朝鮮人追悼碑撤去、1年に 跡地で集会「尊厳踏みにじる」
群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」に建てられた、戦時中に動員された朝鮮人労働者の追悼碑を県が行政代執行で撤去を完了してから2日で1年となるのを前に、撤去に抗議する市民らが1日、跡地で集会を開いた。参加者は「犠牲となった朝鮮人の尊厳を踏みにじる行為だ」と批判した。
約100人が参加し、碑のあった場所に献花し手を合わせた。
碑を管理していた市民団体(解散)の川口正昭さん(65)は「碑の破壊は二度と繰り返してはならない過ちの一つだ」と話した。
碑は04年、市民団体が県の許可を得て設置。その後、県は追悼式で参加者が「強制連行」と発言したことが政治的で許可条件に反するとして撤去を命じた。
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