人気ビールの醸造所建設 ふるさと納税活用、泉佐野
人気クラフトビール「よなよなエール」を製造するヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)と大阪府泉佐野市がふるさと納税で集めた資金を活用し、同市で醸造所の建設を始めた。23日に起工式が開かれ、井手直行社長は「関西のクラフトビール市場を開拓していきたい」と話した。
市は、同社のビールをふるさと納税の返礼品に採用していた縁で、醸造所誘致を計画。事業に賛同した人に寄付してもらうクラウドファンディング型のふるさと納税を2021年度から募り、これまで計約43億5千万円を集めた。このうち約15億円を同社に補助する予定で、25年度以降も寄付募集を続け、補助額を上積みする。
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