万博の木造リング再利用へ説明会 需要低迷、譲渡先の公募前にPR

共同通信 2025年1月21日 11:02
 大阪・関西万博会場のシンボルとなる木造巨大屋根「リング」=11日、大阪市此花区の夢洲(ドローンから)
 大阪・関西万博会場のシンボルとなる木造巨大屋根「リング」=11日、大阪市此花区の夢洲(ドローンから)

 大阪・関西万博の会場シンボルとなる木造巨大屋根「リング」の再利用拡大に向けて、日本国際博覧会協会と大阪府内の木材業者でつくる府木材連合会は21日、企業や地方自治体向けの説明会を大阪市で開いた。市場調査によると、解体後の部材としての需要は低迷。譲渡先の公募が近く始まるのを前に、活用策をPRする狙いだ。

 説明会には各団体の代表者ら150人以上が参加。連合会の三宅英隆専務理事は「木のソムリエとしてリングの活用を進め、都市の木質化を万博のレガシーにしたい」とあいさつした。

 リングは木材約2万7千立方メートルを使う世界最大級の木造建築物。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧