人口問題、日韓学生が対抗 一橋大と嘉泉大共催
スタートアップ(新興企業)に関心がある日韓の学生によるビジネスプランのコンテストが今月、韓国の嘉泉大で開催された。一橋大と嘉泉大が共催し、計73人が参加。両国の学生が17の混成チームに分かれ、人口問題や気候変動といった社会課題の解決に向けたプランを競い合った。
人口問題の分野では、親子のコミュニケーションを通じて高齢者の運動を促すアプリを提案したチームがグランプリを受賞。一橋大2年の神山塁さん(21)は「(両国の)認識の差を埋めるのに苦労した」と振り返り、2年の中村謙太さん(20)は「日韓で似ているところも違うところもあると知り、面白かった」と話した。
気候変動の分野は、豪雪地帯の雪かきの労力を軽減するため、費用が安く環境にも優しい新たな融雪剤が必要だと提案したチームがグランプリに輝いた。秋田県出身の一橋大1年三浦龍平さん(20)は「韓国でも雪の被害があり、課題として設定した」と説明した。
コンテストは2023年に続き2度目の開催。次回は26年2月に東京での開催を予定している。
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