鳥取の天文台、博物館に 写真数千枚、資料と認定
天文学者のほかに一般の人も利用できる公開天文台「さじアストロパーク」(鳥取市佐治町高山)が昨年7月、博物館として認定された。博物館法が改正されたことで、保管している少なくとも数千枚の天体写真や映像が資料と認められた。施設関係者は「宇宙の素晴らしさをより多くの人に伝えられるような取り組みをしたい」と意気込む。
施設は1994年に開館した。四方を山に囲まれ、周囲の人工光の少なさや澄んだ空気で夜空のきれいさは国内トップクラス。国内有数の大きさを誇る口径103センチの望遠鏡を備えており、皆既月食や流星群など注目の天体観測時には県内外から多くの人が訪れ、来館者は年間で最大2万人に上る。
望遠鏡に装着した専用のデジタルカメラで、太陽や月、彗星、星座など多くの天体を撮影してきた。2023年4月施行の改正博物館法で画像や映像などのデジタルデータも資料として認められたことから、職員らが施設の活動の幅を広げようと博物館登録を申請。24年7月に認定された。
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