氷のホテルに暖かな光 冬の風物詩、北海道・占冠
北海道占冠村の「星野リゾート トマム」で20日、つなぎ目のない1枚の氷で造られたホテルの営業が始まった。毎冬の風物詩で、今年は客室の外に新設された氷のテラスがランタンの暖かな光に照らされ、幻想的な空間を演出している。
ドーム状の氷のホテルは直径約8・5メートル、高さ約3・5メートルで、室内は氷点下5度前後。ベッドなどの家具も氷で、眠る際は寒さに対応した寝袋を使う。テラスの前にはシラカバの木々が広がり、備え付けのホットワインなどが楽しめる。露天風呂も併設されている。
宿泊は1日1組限定。リゾート内の通常のホテルに滞在する客が1人2万8千円の追加料金で利用できる。
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