仏独、対トランプ氏で結束強調 パリで首脳会談
【パリ共同】ドイツのショルツ首相は22日、パリを訪問し、フランスのマクロン大統領と会談した。両首脳は共同記者会見で、米国第一主義を掲げるトランプ米大統領との貿易交渉などに向けて欧州の結束を強調した。
ショルツ氏はトランプ氏について「(欧州にとって)挑戦であることは明らかだが、欧州は逃げも隠れもせず建設的なパートナーになる」と述べた。マクロン氏は対トランプ氏で「欧州が一層結束することが唯一の方策」だとし、仏独がその主導役を務めると訴えた。
欧州ではトランプ氏がウクライナ支援に消極的なことや、関税を巡り欧州連合(EU)に強硬姿勢を示していることなどが懸念されている。