母親が手記「いまだに帰り待つ」 軽井沢バス事故9年
長野県軽井沢町で大学生ら15人が死亡、26人が重軽傷を負った2016年のスキーバス転落事故から15日で9年となるのを前に、亡くなった法政大3年の西原季輝さん=当時(21)=の母親が手記を公表した。「いまだに次男が帰ってくるのをずっと待ち続けてしまう感覚がある」「残された者は日々後悔しないよう生き続けていくしかない」と悲痛な胸の内を明かした。
事故では、技能不十分な運転手に指導や教育をしなかったとして運行会社「イーエスピー」のずさんな管理体制が指摘された。長野地裁は23年6月、業務上過失致死傷罪で社長高橋美作被告(63)らに実刑判決を言い渡し、被告らは控訴した。
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