中国、公務員志願が過去最多 340万人、景気低迷背景
【北京共同】中国で1日、2025年採用の国家公務員試験が実施された。志願者は過去最多の340万人超を記録し、採用枠に対する平均倍率は約86倍と激しい競争になった。中国では景気低迷を背景に労働市場が不安定化し、若者は深刻な就職難に直面。安定志向が高まっており、中央官庁など「鉄飯碗(食いはぐれのない職業)」が人気を集めている。
国営通信新華社によると、試験は博士課程の学生などを除き基本的に18~35歳が対象。採用予定の約3万9700人に対し、出願者は341万6千人に上った。全国248都市で今月1日に試験が実施され、実際の受験者は258万6千人、平均倍率は約65倍だった。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「国際」記事一覧-
ギニアでサッカー観客暴徒化、56人死亡
共同通信 -
30万人志願兵が軍事訓練 ロシア国防省幹部明らかに
共同通信 -
レバノン停戦、依然不安定 イスラエルが戦闘員殺害
共同通信 -
リトアニア、中国職員追放処分 中国「断固反対」で対抗措置も
共同通信 -
戦死「8万人より大幅に少ない」 ウクライナ大統領、米報道を否定
共同通信 -
台湾総統、最大課題は中国の脅威 就任後初の外遊、ハワイで座談会
共同通信 -
対日、想定超え良好な関係に ゼレンスキー氏が謝意
共同通信 -
中国世論、ロシアや北朝鮮を警戒 国際協調に傾斜も日本は軽視
共同通信 -
中国の対日印象、大幅悪化 「良くない」9割近くに
共同通信 -
ウクライナ全領土の武力奪還困難 ゼレンスキー大統領が単独会見
共同通信