米司法長官候補が辞退表明 未成年買春疑惑のゲーツ氏

共同通信 2024年11月22日 06:17
 米大統領選の期間中、トランプ氏の集会で話すゲーツ氏=10月31日、西部ネバダ州(ロイター=共同)
 米大統領選の期間中、トランプ氏の集会で話すゲーツ氏=10月31日、西部ネバダ州(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】トランプ次期米政権の司法長官候補ゲーツ元下院議員(42)は21日、候補指名を辞退するとX(旧ツイッター)で表明した。未成年女性への買春疑惑が取り沙汰される中、就任に必要な上院での承認が難航するとみられており、政権移行の妨げを回避するためだと説明した。看板人事は白紙に戻り、政権移行チームが改めて人選を進める。

 トランプ次期大統領は「ゲーツ氏は承認を目指し頑張ったが、政権の邪魔をしたくないと考えた。彼には素晴らしい未来がある」とする声明を発表した。国防長官候補のヘグセス氏も性的暴行疑惑を抱え、人事の波乱が続く可能性もある。

 トランプ氏に忠誠を誓う議員の代表格のゲーツ氏が司法長官に就任した場合、トランプ氏を巡る四つの事件で起訴を取り下げる可能性があると指摘されていた。

 ゲーツ氏はXに「私の人事承認が政権移行という重要な仕事の妨げになるのは明らかだ。足の引っ張り合いに費やす時間はない」と投稿した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧