米国防長官候補、強引に暴行か 被害女性「何度も拒絶」
【ワシントン共同】トランプ次期米政権の国防長官候補ヘグセス氏の性的暴行疑惑で、CNNテレビは21日、被害を訴えた女性が密室で携帯電話を奪われ、何度も拒絶したにもかかわらず強引に暴行されたと警察に話したと報じた。捜査報告書を入手したとしている。ヘグセス氏は同意の上だったと主張しており、言い分が食い違っている。
ヘグセス氏は防衛政策の立案経験がなく、人種差別的な言動も批判されている。報道が事実であれば、就任に必要な上院での人事承認が難航する可能性が高まる。
捜査報告書に記された女性の証言によると、ヘグセス氏は2017年10月、西部カリフォルニア州モントレーのホテルの自室に女性と入室。女性から携帯電話を取り上げ、退出しようとしてもドアの前に立ちふさがった。女性は何度も拒んだが、ヘグセス氏に暴行されたとしている。
ヘグセス氏の代理人は警察が捜査したが、訴えは虚偽で訴追されなかったと主張している。ヘグセス氏は疑惑を口外しない契約を結び、女性に金銭を支払ったという。
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