最新中距離弾で報復とプーチン氏 米欧の長射程攻撃容認を非難

共同通信 2024年11月22日 08:31
 21日、モスクワで演説するプーチン大統領(AP=共同)
 21日、モスクワで演説するプーチン大統領(AP=共同)
 ロシア・モスクワ、アストラハン州、ウクライナ・キーウ、ドニプロ
 ロシア・モスクワ、アストラハン州、ウクライナ・キーウ、ドニプロ

 【モスクワ、ワシントン共同】ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナが米欧製の長射程兵器でロシア領を攻撃したことへの報復措置として、ウクライナ東部ドニプロのミサイル製造施設を最新の中距離弾道ミサイルで攻撃したと発表した。米欧が攻撃を容認したことで「ウクライナの地域紛争はグローバルな性格を帯びることになった」と強く非難した。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアが「戦闘拡大への一歩を踏み出した」とし「圧力をかけ、力によって達成可能な平和を突きつける必要がある」と強調した。

 米国防総省のシン副報道官は記者会見で、ロシアの中距離弾道ミサイル発射を確認したと表明した。ロシアから事前に、当局間のチャンネルで通知があったと説明した。

 プーチン氏は、今月19日以降にロシア西部のブリャンスク州やクルスク州に米国製や英国製のミサイルによる攻撃があったと指摘。クルスク州では軍の司令拠点の一つで複数の死傷者が出たとし「エスカレーションには決然と鏡のように対抗していく」と述べた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧