育てた豚肉と規格外野菜でカレー 熊農高生が考案、熊本県内のイオンで販売
熊本市の熊本農高生が考案したレトルト食品「くまもとまるごとカレー」の販売が14日、熊本県内のイオン、マックスバリュ全27店で始まった。同校で飼育したブタや県産の規格外野菜を使っている。
豚肉の加工食品を作っている同校に、食品ロス削減を目指すイオン九州(福岡市)などが協力した。生徒たちは試食を繰り返しながら、具材の量やスパイスの調合などを約半年かけて仕上げた。熊本の自然やブタのキャラクターを配した包装もデザインした。
この日は嘉島町のイオン熊本店で販売会があり、生徒8人が店頭で買い物客らに売り込んだ。畜産科2年の女子生徒は「豚肉のおいしさがしっかり感じられ、大きめにカットした野菜の食感も楽しめる」とアピールした。
200グラムで626円。2500食限定。(河北英之)
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