新種のサンゴ発見、宮崎大など 九州や和歌山、台湾に生息
![宮崎大などの研究グループが宮崎県日南市沖の海底で発見した新種の造礁サンゴ「ヘンゲカメノコキクメイシ」(深見裕伸教授提供)](/sites/default/files/images/newspack/2024-07PN2024070401001574.-.-.CI0003.jpg)
宮崎大や九州大などの研究グループは4日までに、宮崎県日南市の沿岸を中心に、サンゴ礁を形成する「造礁サンゴ」の新種を発見したと発表した。長崎県や熊本県、和歌山県、台湾北部の周辺海域でも生息を確認した。赤や緑、青、茶などさまざまな色があり「ヘンゲカメノコキクメイシ」という和名が付けられた。
既に知られているサンゴと考えられていたが、電子顕微鏡で形態を調べるなどし、個体間の溝の有無や個体の大きさなどから新種と判明した。一つの群体の全長は15~30センチ。
サンゴが多く生息する沖縄や鹿児島県・奄美地方では発見されていない。
RECOMMEND
あなたにおすすめNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
133億光年先の星団発見 最も遠方、宇宙初期に誕生
共同通信 -
魚類の「耳石」化石、千葉で発見 白亜紀前期の地層で大量に
共同通信 -
災害関連死3割超が半年以降に 原発事故の長期避難が影響か
共同通信 -
水筒で環境問題学ぼう、大阪・堺 タイガー魔法瓶が小学校出張授業
共同通信 -
被ばく時の受け入れ円滑に 福島医大と東京電力が協定締結
共同通信 -
核ごみ文献調査の地域拡大を NUMO理事長が就任会見
共同通信 -
燃料搬出先への懸念相次ぐ 中間貯蔵施設で青森県民説明会
共同通信 -
濃縮工場のウラン供給再開、青森 日本原燃、5月から停止
共同通信 -
核ごみ調査開始に不満や不安の声 佐賀・玄海町隣接の唐津市議会
共同通信 -
日常生活への影響深刻、8・5% コロナ後遺症の患者、半年後に
共同通信