「夏ガキ」身入り良し 熊本・苓北町で養殖イワガキの出荷本格化

熊本日日新聞 2024年6月13日 19:40
苓北町で出荷が本格化しているイワガキ。大ぶりで濃厚な味が特徴だ=11日、苓北町
苓北町で出荷が本格化しているイワガキ。大ぶりで濃厚な味が特徴だ=11日、苓北町
イワガキを箱詰めする福島水産の従業員=11日、苓北町
イワガキを箱詰めする福島水産の従業員=11日、苓北町

 「夏ガキ」とも呼ばれる養殖イワガキの出荷が苓北町で本格化している。冬がシーズンのマガキと比べ大ぶりで、濃厚な味が特徴。「天草天領岩かき」のブランドで、関西や九州に出荷されている。

 熊本県が定めた水質基準をクリアした富岡半島沖の指定海域で、稚貝を4年かけて250~800グラムに育てる。苓北町では2業者が生産に取り組み、今年は例年並みの計約50トンの出荷を見込んでいる。

 福島水産では11日朝、生食できるよう16時間以上、無菌状態の海水につけて処理したイワガキを従業員が一つ一つ箱詰めした。同社の福島剛士さん(40)は「今年は大きく育ち、身の入りがいい。海水の塩分濃度が高いようで、生にレモンだけでもおいしく食べられます」と話している。

 1・5キロ4200円(送料込み)から。同社☎0969(35)2377。(福井一基)

苓北町で出荷が本格化しているイワガキ。大ぶりで濃厚な味が特徴だ=11日、苓北町
苓北町で出荷が本格化しているイワガキ。大ぶりで濃厚な味が特徴だ=11日、苓北町

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