福島駅で「アプローチ線」姿現す 東北・山形新幹線が合流

共同通信 2024年6月6日 16:46
 工事が進むJR福島駅の「アプローチ線」(手前)=5月(パノラマ写真、6枚を合成)
 工事が進むJR福島駅の「アプローチ線」(手前)=5月(パノラマ写真、6枚を合成)
 福島駅の新幹線アプローチ線
 福島駅の新幹線アプローチ線

 JR福島駅で、東北新幹線と山形新幹線が合流する「アプローチ線」を新設する工事が進み、ループ状の姿を現した。2026年度末に使用開始予定。

 福島駅では、東北新幹線「やまびこ」と山形新幹線「つばさ」が分離・連結する。現在は下り・上りとも西側の同じホームを使っており、山形方面と結ぶアプローチ線1本を共用している。

 連結して東京から来る下りの「やまびこ・つばさ」は、福島駅で分離後にそれぞれ仙台・山形方面に向かう。

 一方、上りの場合は東北新幹線が、下り線をまたいで西側のホームに入り、つばさと連結。その後、また上り線に戻る必要がある。下りと上りの「平面交差」が2度発生するためダイヤ編成に制約が生じる上、トラブルが起きた時の復旧も時間がかかるという課題がある。

 このためJR東日本は、上りも山形新幹線が福島駅東側の上り線ホームに入る新たなアプローチ線を造り、東北新幹線とつなぐことで、平面交差をなくす。工事費用は約130億円。

 山形新幹線は今年3月、新型車両「E8系」が投入された。

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