西鉄、熊本市に国際物流の営業所開設 TSMC進出、半導体関連の需要増で
西日本鉄道(福岡市)は、国際物流事業の熊本営業所を熊本市中央区に開設した。台湾積体電路製造(TSMC)の進出で、半導体関連を中心に熊本空港などを活用した国際物流の需要が高まっており、南九州エリアでの営業を強化する。
西鉄は国際物流に強みを持ち、半導体関連の取り扱いが多い。2023~25年度の中期経営計画では熊本地区での物流事業拡大を掲げており、営業所開設はその一環。福岡県久留米市にあった出張所を移転する形で、4月15日から5人体制で業務を始めた。西鉄は「アジア圏からの需要が高い農産物・食品関連の新規顧客の開拓も進めていきたい」としている。
西鉄は、TSMC進出に伴う物流の活発化を見込んで、熊本市東区に賃貸用の大型物流施設を、東京の2社と共同で整備する計画も既に発表している。完成予定は27年3月。(立石真一)
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