サンケイビル(東京)、大津町で大規模開発へ土地取得 マンションを中心に施設整備を検討

熊本日日新聞 2024年7月26日 22:00
サンケイビルが取得した約6万5千平方メートルの敷地。マンションを中心とした開発を検討している=26日、大津町
サンケイビルが取得した約6万5千平方メートルの敷地。マンションを中心とした開発を検討している=26日、大津町

 不動産開発事業などを全国で手がけるサンケイビル(東京)が、大津町での大規模開発に向けて約6万5千平方メートルの土地を取得したことが分かった。開発の詳細は未定だが、マンションを中心に、地域のニーズに応じた施設の整備を検討していくという。

 取得した土地は、大津町引水の県道沿い。道の駅大津の西側に位置し、商業施設などが建設できる「準工業地域」に指定されている。取得額は非公表。

 大津町に隣接する菊陽町への台湾積体電路製造(TSMC)進出など、半導体関連企業の集積が一帯で進んでいるため、発展が見込める地域と判断した。

 サンケイビルは熊日の取材に「地域経済の成長や人口の増加が著しく、特にポテンシャルが高いエリアと認識している」とした上で「今までこの地域になかったような施設整備を目指している」と回答した。

 サンケイビルは、熊本空港を運営する熊本国際空港(益城町)に出資しているほか、4月には熊本市中央区に「グリッズプレミアムホテル熊本」を開業した。北熊本スマートインターチェンジ西地区で、熊本市と共同企業体(JV)が連携して整備する産業用地の開発にも携わっている。今後も県内での投資を積極的に進める方針。(立石真一)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
熊本の経済ニュース