「悲しみは消えない」 熊本地震8年・本震犠牲の大和晃さん両親 「被災者や遺族に手を差し伸べ続けて」

熊本日日新聞 2024年4月16日 22:39
熊本地震の本震が発生した午前1時25分、大和晃さんが犠牲となった阿蘇大橋崩落現場近くで、静かにろうそくの炎を見つめる父・卓也さん(左端)、母・忍さん(左から2人目)ら=16日午前、南阿蘇村(0・5秒露光、石本智)

 「悲しみは消えない」。大学生だった次男の大和晃[ひかる]さん=当時(22)=を失った両親は変わらぬ心の痛みと喪失感の中、熊本地震の本震から8年となる16日を迎えた。元日には石川県の能登半島一帯を大地震が襲い、被災地の報道が流れるたびに自ら...

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