【あの日から 阪神大震災30年】「ただ、抱きしめたい」 2児亡くした熊野さん、帰郷の菊陽町で思い変わらず
思いは30年前と変わっていない。「ただ、抱きしめたい」。菊陽町の自宅で一人、ため息をつく。兵庫県西宮市で暮らしていた熊野一成さん(63)は、阪神大震災で7歳の長男一弘ちゃんと6歳の長女尚子ちゃんを亡くした。帰郷後、妻いづみさんも先立った。...
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