富士弾丸登山対策に1億円計上 ゲート設置関連費、山梨県予算案

共同通信 2024年2月8日 15:33
 山梨県側から富士山頂を目指す人たち=2018年
 山梨県側から富士山頂を目指す人たち=2018年

 山梨県は8日発表の2024年度当初予算案に、富士山の同県側登山道「吉田ルート」の混雑回避に向けた対策費として1億1072万円を計上する。今夏の登山シーズンに備え、夜通し歩く「弾丸登山」を防ぐため、バスやタクシーで行ける5合目の登山口に入山規制のゲートを設置するのが柱。対策には、噴石を避けるシェルター整備なども含まれる。

 県によると、ゲートは開山期間の午後4時~午前3時、山小屋宿泊者以外の通行を制限する。

 予算案に併せ、県は吉田ルートの登山者に通行料2千円の徴収を義務付ける条例案も2月の県議会へ提出する予定。24年度の通行料収入は約3億円を見込む。

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