日本人、過去最大の86万人減 少子化を反映、東京のみ微増
![JR大阪駅前を行き交う人たち=5月](/sites/default/files/images/newspack/2024-07PN2024072401001274.-.-.CI0003.jpg)
総務省が24日に発表した人口動態調査によると、今年1月1日時点の外国人を含む総人口は1億2488万5175人で、前年を約53万2千人下回った。日本人に限ると約86万1千人減(0・70%減)で、1968年の調査開始以降、最大の減少幅。都道府県では、東京のみ微増した。深刻な少子化を反映しており、地域の活力を維持する取り組みが急務だ。一方、外国人は全都道府県で増え、初めて300万人を超えた。
調査は住民基本台帳に基づく。日本人は1億2156万1801人で、15年連続のマイナス。死者が過去最多の約158万人だったのに対し、出生者が最少の約73万人と大きく下回ったことが響いた。
日本人を都道府県別に見ると、人口一極集中が続く東京だけが0・03%の微増だった。減少率は秋田の1・83%が最も高く、青森1・72%、岩手1・61%と続いた。
東京圏は6万5970人減の3547万1691人。名古屋圏、関西圏を加えた三大都市圏の合計は6年連続で減少し、6375万3880人だった。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧-
日本人、過去最大86万人減
共同通信 -
先が見通せるお守りが人気 堺市の大鳥大社、コロナ禍で誕生
共同通信 -
500系新幹線、27年に引退 「ロングノーズ」、JR西日本
共同通信 -
能登の復興に願い込め七夕飾り 仙台で展示、被災地へ思い
共同通信 -
大阪の夏告げる天神祭開幕 平安願い「鉾流神事」
共同通信 -
「二つの太陽」相互観賞、和歌山 巡礼道終着市町が国際交流
共同通信 -
豪華装飾の山鉾11基巡行 京都・祇園祭の後祭
共同通信 -
「ギャルみこし」練り歩き、大阪 24日初日の天神祭を前に
共同通信 -
万博、自動運転バスを公開 「レベル2」で公道試験走行
共同通信 -
和歌山で南高梅の天日干し本格化 全国的な産地で夏の風景彩る
共同通信