自動運転バスで古墳周遊、奈良 「高松塚―キトラ」で実証運行
奈良県明日香村は8日、村内の高松塚古墳とキトラ古墳を周遊する自動運転バスの実証運行を始めた。アクセルやブレーキが自動化された「レベル2」の運行で、今後、本格導入を検討する。将来的な運転手不足への対応や、増加する観光客の新たな交通手段になることを目指す。
近鉄飛鳥駅と高松塚古墳、キトラ古墳付近を結ぶ約4キロのルートで実施する。バスに搭載されたカメラが周囲の状況を検知し、安全確認などは運転手が行う。実証運行は18日までで、無料で乗車できる。
同村を含む「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」は26年の世界遺産登録を目指している。両古墳などを周遊できる公共交通がほとんどないのが課題だった。
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